履き物を揃えるという事
4月16日(木)

普段何気なく子ども達に、靴を揃えなさい、と口うるさく言っているが、
ふと考えさせられる出来事がありました。

今日、お世話になっている人の家にお邪魔し、帰ろうと玄関先で挨拶をかわしている時、
その家の方はさり気なく、あとから来たお客さんの靴を揃えてあげたのだ。

普段は気にならないのだが、そのしぐさがあまりにも美しくて、
履き物を揃えるという行為を考えさせられてしまった。

そもそも何故履き物を揃えるのだろうか?
お行儀がいいから?
じゃあ、そのお行儀って何だ?

トイレでスリッパを揃えるのはわかる。
次に使う人が使いやすいから。

でも、訪問先で自分の靴を揃える事は?
帰る時、帰りやすいようにか?
でも、これだと靴を履く時、訪問先の主人に尻をむけてしまうじゃないか!

そういえば聞いた話だけど神社での作法は、帰る方向に靴を揃える事は
神様に対して尻を向ける事になり失礼だから、あがった方向のまま、
つまり中に向けたままにするのだそうだ。

という事はよその家に行った時は中に向けたままにするのが、
主人に尻を向けることがなく礼儀正しいのではないだろうか?

でも、お客さんを迎えた家の主人は来客が帰りやすいように、靴をでる方向に揃えてあげる。

揃えてあげる!
人の為に揃えてあげる!
この気持が一番大切な事なんだ!

そうなのだ!履き物は自分のを揃えるのではなく人の履き物を揃えてあげる
という行為が美しいのである。

で、せっかくここまできて振り出しにもどるようだが、
訪問先の主人の手を煩わせない為に自分の履き物も揃えるべきである。

よし、今日から子ども達に、履き物を揃えなさい!だけではなく、
他の人の履き物も揃えてあげようと教えるのだ。

そういうお前が揃えろっ!
てか。